容器を仕入れる際、「届いたキャップが瓶に合わなかった」「ポンプが付けられない」といったトラブルは少なくありません。原因の多くは、口径(ネックサイズ)の確認不足です。
口径が1mm違うだけでも、ネジが噛み合わず密閉できなかったり、液漏れの原因になったりします。ガラス瓶とキャップを別々に発注する場合や、既存のボトルにパーツを後から追加する場合は、事前の口径確認が必須です。
口径とは、瓶の口(ネック)部分の外径のことです。ノギスまたは定規で、瓶の口の最も太い部分(ネジ山を含む)の直径をmm単位で測ります。例えば「18mm口径」の瓶なら、口の外径が約18mmあることを意味します。
正確に測るポイントは、ネジ山の頂点同士を結ぶ直径を測ることです。凹んだ部分を測ると実際より小さな値になるため、キャップ選びで失敗しやすくなります。
プラスチックボトル用のキャップやポンプには、「24/410」「28/410」といった表記がよく使われています。これは「口径24mm/410シリーズのネジ規格」という意味です。
同じ口径でも、ネジ山のピッチや高さはシリーズによって異なります。そのため、口径の数字だけでなく「/410」などの規格番号まで一致しているかを確認するのが確実です。
アロマ・精油用途のガラス瓶では、18mm口径が事実上の標準です。ガラス容器コレクションには、18mm口径の遮光瓶が5ml〜100ml・各色で揃っており、キャップ&ドロッパー、密閉キャップ&中栓、各種スポイト、ミストスプレー、ロールオンキャップまで、18mm用パーツが一通りラインナップされています。
20mmは、小容量のPETボトルやクレンジングオイル用ポンプ(20/410)などで使われる口径です。美容液・オイル系の小分け容器に多い規格です。
24mmは、ハンドスプレーやトリガースプレーを付けるPETボトルに多く見られます。24/410のハンドスプレー単品や、口径24ねじの500mlハンドスプレー付きPETボトルなど、化粧水・ルームミスト・ヘアケア向けに使いやすい口径です。
28mmは口が太く、シャンプー・ボディソープなど大容量容器向けのポンプ(28/410)で使われます。内容物をスムーズに出せるため、粘度の高い液体に向いています。
まず、瓶の口径とキャップ側の対応口径・規格番号が一致しているかを確認します。18mmのガラス瓶には、密閉キャップ&中栓(単品・5色)がそのまま使えます。24mmのPETボトルには24/410のポンプというように、同じ系列で揃えるのが基本です。
中栓には、穴が開いた「有孔」と穴のない「無孔」があります。1滴ずつ出したい精油瓶には有孔、液を完全に密閉したい容器には無孔が適しています。当店では、18/20/24/28mm対応のPETボトル用中栓(有孔・無孔・ピン付き)を単品で販売しています。
精油など油分が多い内容物には、ガラス瓶+18mm用ドロッパーの組み合わせが定番です。水系の化粧水であれば、PETボトル+ミストスプレーが扱いやすくなります。素材の特徴は、PET・PP・PEの特徴で選ぶプラスチック容器の記事も参考にしてください。キャップの種類ごとの役割については、容器の蓋・キャップの種類と役割を徹底解説も併せてご覧ください。
口径は「瓶の口の外径」、410などの規格番号は「ネジ山の形状シリーズ」を表します。仕入れの際は、①口径を正確に測る、②規格番号まで確認する、③中栓の有孔・無孔を選ぶ、の3点を押さえておけば、キャップやポンプが合わないトラブルは大幅に減らせます。口径ごとの違いをさらに詳しく知りたい方は、容器の口径の違いと選び方の記事も参考にしてください。
当店では、キャップ・瓶単品コレクションに18mmガラス瓶用パーツを、プラスチックボトルコレクションに18/20/24/28mm対応のPETボトル用パーツを、それぞれ単品でご用意しています。口径の異なる複数の容器を扱う場合は、まず少量でパーツの適合を確認してから本発注するのがおすすめです。