中国をはじめ海外からガラス瓶やプラスチック容器、アルミボトルをまとめて仕入れる場合、商品代金のほかに「関税」と「消費税(輸入消費税)」という2つの税金が課されることがあります。本記事では、容器を日本へ輸入する際の税金の仕組みを、材質別の税率目安とともにわかりやすく解説します。
関税は、国内産業を保護する目的で輸入品にかけられる税金です。品目(HSコード)ごとに税率が決まっており、容器の材質によって大きく異なります。正確な税率はHSコードの細分類や原産国、適用されるFTA/EPAによって変わります。
消費税は、日本国内で消費される物品に公平に課される税金で、輸入時も原則として標準税率10%がかかります(食品・飲料など軽減税率8%の対象品を除く)。事業者が輸入する場合、この消費税は仕入税額控除の対象となることが多い点にも留意が必要です。
関税も消費税も、商品価格に保険料と運賃を加えた「CIF価格(Cost+Insurance+Freight)」をもとに計算されます。つまり、本船までの運賃や保険料も課税の対象になる点に注意しましょう。
以下は日本の関税率表(2026年)における主な容器類の目安です。いずれも「原産国や適用FTAにより免税になる場合がある」点にご注意ください。
| 容器の種類 | 該当HSコード(例) | 日本の関税率(目安) |
|---|---|---|
| ガラス製の瓶・壺・容器 | HS7010 | 免税(Free) |
| プラスチック製の瓶・壺 | HS3923.30 | 協定税率 約3.9%(基本税率5.8%) |
| アルミ製の容器 | HS7612.90 | 一般税率4.6%(WTO税率3%) |
ガラス容器は多くの場合免税となる一方、プラスチックやアルミは数%の関税がかかるケースが一般的です。アルミ容器(HS7612)には食品衛生法等の規制が及ぶ場合があり、用途に応じた安全性確認が求められます。
CIF価格10万円のプラスチック容器(関税率3.9%)を輸入した場合、関税は3,900円。課税標準は103,900円となり、消費税は約10,390円(10%)になります。合計の税負担は約114,290円(関税+消費税)です。
※消費税課税事業者(B2B)の場合、この輸入消費税は仕入税額控除の対象となり、実質的には税負担が中立になる仕組みがあります。
CIF価格が1万円以下の小口貨物は、原則として関税と消費税が免除されます(皮革製品や編物衣類などの一部品目を除く)。サンプル品の初回テスト輸入などに活用できます。
化粧品容器によっては食品衛生法などの規制に留意が必要な場合があり、安全性を確認する書類が求められることがあります。
Bottlesloveは中国直輸入による業界最安値の容器を、小ロット(MOQ 100個)からご提供しています。関税や消費税の計算、通関書類の準備、安全性確認まで安心の「安全通関」サポートを整えています。
初めての海外からの容器輸入でも安心。まずは少量ロットでお試しいただき、軽減された関税・消費税のイメージを持ってから本格導入をご検討ください。